01『未完成』からの「挑戦」

商品統括グループ
 マネージャー
山本 多恵子

挑戦し続けることで、会社も自分も進化する。

新しい才能を見つけ、育て、会社の未来をつくる仕事

アーティストの発掘・育成を担う部署で、会社の成長を支える仕事をしています。
一人のアーティストが生まれれば、会社の売上構造そのものが変わる。
それほど大きな影響を持つのが、この仕事の醍醐味です。
単に作品を仕入れるのではなく、「この人がどんな世界を描き、どんなファンを生むか」までを見立てる。
営業時代に培った「人を見る力」と「現場を読む感覚」が、いまの判断軸の根底にあります。

発掘した作家の中には、全国の会場で人気を集め、数十億規模の売上につながったケースもあります。
営業と違い、数字がすぐに見えない分、判断の重みが大きい。
だからこそ、作品を見る時は感情だけでなくロジックをもって臨みます。
構図、筆致、テーマ、色彩──どこに市場性があるのか、どんな層が惹かれるのか。
分析と直感の両方を使って、会社として“育てる価値のある才能”を見極めます。

一方で、作家を育てる過程は地道です。
作品づくりの伴走、展示会の準備、営業部との連携、宣伝戦略の打ち合わせ。
自分の判断が会社全体の流れを左右するからこそ、
一つひとつの提案や言葉に責任を感じます。
かつて拠点の立て直しやチーム再生を任されてきたように、
いまは会社全体の未来をつくる挑戦の最前線に立っている。
売上の源泉を生み出すこの仕事に、誇りと手応えを感じています。

人を信じ、信頼される力がすべての原点

入社当初から営業職として配属されました。
最初の1年は苦戦の連続。思うように結果が出ず、自信を失いかけたこともあります。
そんな時、上司や先輩が「焦らなくていい。お客様の“好き”を見極めることが大切だ」と教えてくれました。

押して売るのではなく、見立てる営業。
相手の表情や一言に込められた思いを読み取り、
「今は買わない方がいい」と正直に伝える勇気が信頼を生む。
その積み重ねが成果に変わり、全国でも上位の常連になりました。
そして、「またあなたに相談したい」と言われた瞬間、
数字よりも嬉しい“信頼”という結果を得たのです。

仕組みを変え、人を動かし、チームを再生する

営業として軌道に乗り始めた頃、会社から特命が下りました。
業績不振の拠点の再建です。
当時のチームは雰囲気も沈みがちで、離職も多かった。
そこで私は、まず“仕組み”から見直すことにしました。

顧客管理の徹底、優待会の再設計、メンバー教育──。
チームで数字をつくる仕組みを整え、全員が結果を出せる環境を整えました。
数か月後には業績がV字回復し、ベストグループ賞を受賞。
続く大阪拠点でも同様に立て直しを成功させ、
「短期で数字をつくる営業」から「強い現場をつくる人材」へと意識が変わりました。

現場の経験を、次の成長へつなぐ

営業の最前線で手応えを感じはじめた頃、新たなステージへの打診がありました。
本社でアーティスト発掘・育成を担う仕事――会社の未来を左右するポジションです。現場でお客様と向き合う日々が好きだったからこそ迷いましたが、「次の成長は、自分が環境を変えることから始まる」と考え、異動を決意しました。

発掘の仕事は、営業とはまた違う難しさがあります。数字はすぐに出ないし、成果が形になるまで時間がかかる。でも、アーティストの成長を間近で感じられる喜びは何にも代えがたい。
作品が初めて会場に並び、お客様の前で光を放つ瞬間、「この人を信じてよかった」と心から思います。営業で鍛えた「人を見る目」と「信じる力」が、この仕事を支えています。

挑戦を任せてくれる環境が、人を育てる

アールビバンは、自ら手を挙げる人にチャンスをくれる会社です。
私は社長主宰の「未来塾」第1期生として、次世代幹部育成プログラムに参加しました。
選抜を経て、会社の未来をどう創るかを本気で議論する場。
営業も本社も関係なく、立場を超えて語り合える時間は刺激的でした。

その経験を通して感じたのは、挑戦は“任される”ことで磨かれるということ。
変化を恐れず、次のステージへと自ら踏み出す人を、会社が後押ししてくれる。
それが、アールビバンの最大の魅力です。

結婚を経てライフスタイルは変わりましたが、どんな状況でも挑戦を続けられる環境があります。
これからも、アーティストの発掘という形で会社の未来を支えながら、
自分自身も変わり続けていきたいと思います。

8人の社員の『未完成』からの「挑戦」