01夢→実現

社会で通用する
力をつける
高橋 梨菜子

アールビバンに出会うまでの自分

私の原点「誰かのために」

一瞬にしかない誰かの表情、未来決して目にすることができないであろうその瞬間を、カメラで切り取るのが好きだった。大学時代は写真部として、人や風景をフィルムカメラで写真に収めていた。

写真を始めたきっかけは、中学のとき憧れた先生が好きだったから。最初は頼まれて文化祭の様子を撮影したりと、小さなことから始めていた。撮った写真をクラスの皆に見せれば喜んでくれる。そして思い出話に華が咲く。

写真には誰かを笑顔にする力があった。そして私自身、その誰かの笑顔が喜びだった。

通っていた学校は、小学校から大学まで、歴史ある一貫校。中学高校では応援団長などいろいろなものに参加してきたが、大学に入ると途端に何もやることがなくなっていた。

何をしよう?どうも動いてないといけない性分でもある。

どうせなら大好きな学校のために、何かを残したい。そう思い、同じく写真好きだったゼミの先生と一緒に写真部を立ち上げた。

家族、友人や先生、そして学校。大好きなもののために何かしたい。誰かのために動きたくなる性格は、私自身昔から変わっていない。

アールビバンとの出会い

「将来は、父の経営する会社を継ぎたい。」

小さな会社ではあるが、貿易業を営む父のことを、私はとても尊敬している。就職活動を通じて、明確になった思いだった。

社長になるためには、営業力が大切になるはずだ。そう考え、営業職を中心に就職活動をしていた。けれど、何かがしっくりこない。もう就職活動が始まったのにその想いは一向に晴れることはなかった。だからか、どうもうまくいかない感じもする。

アールビバンと出会えたのは、そんな時だった。必需品ではない絵を売る仕事は、たしかに営業力がつきそうである。無形のものであり、必需品ではない絵を売れる力がついたととしたら…

そこから私の心はアールビバンに向いていた。

さらに、人事の方と複数回の面談を重ねるなかで、いつしか自分がどこよりも素の部分をさらけ出せていることに気がついた。なんでこうも素をだせるのだろう。(それは、アールビバンが「ビジビリテ」(リンク:ビジビリテ)という手法で個人の人生実現に実直に向かおうとする会社であるからできたことだと後から知る)

本音で向き合ってくれる人たちだからこそ、こちらも自信をもって発言できる。そんな場所なら、きっとやりたいことや自分の意志に嘘をつかず働けるだろうと思い、入社を決めた。

アールビバン入社時の夢

社会で通用する力をつける

「まず3年はどこかに就職して学んでこい。」

新卒で父の会社に入らなかったのは、そう言われたからだ。確かに広い社会に出て、どこかで学ぶことは私には必要だと思っていた。

お客様の人生への影響力が求められるアールビバンで成果を残すことで、客観的にも自分の価値を伝え、認めてもらえるようになりたい。

アールビバンの仕事では、新卒のうちは、お客様とのコミュニケーションを先輩にサポートしてもらうこともある。それがだんだんと1人の力で売れるようになり、実績も積み重ねられ、社会での実力に変わっていく環境だ。

1人の人間としてお客様に信頼いただくということは、その方をより深く知ることができているということでもある。そうしてご成約いただく瞬間は、心が繋がる実感と達成感に包まれる。なかには1枚だけでなく、2枚3枚と続けて買っていただけるお客様もいる。さらに会場運営は、一つの経営のようでもある。絵の選定や会場のレイアウト、スタッフの配置など、毎回地域に合わせた戦略を考える仕事でもある。

父の会社を継ぐに足る人間になるため、今自分がどこまで行きつけているかは分からない。まだまだ先輩に比べれば、成し遂げられたことも小さい。しかし、ここでの努力は力に変わると確信がある。今後はリーダーなどの役割を担っていき、夢に一歩ずつ近づいていきたいと考えている。

今後の夢

欲に素直でいる

父の会社を継ぐという目標以外にも夢がある。それは、30歳までに1000万円貯金することだ。

旅行や買い物、アウトドアなど、私はプライベートではさまざまな遊びを楽しむ方だ。興味のないことでも友人に誘われ挑戦してみると、意外にも面白く好きになることがある。さまざまな経験を通じて、自分の世界や価値観が広がっていくことは大切なことであるはずだと思っている。

やりたいことは、実際に体験してみることに意味がある。だから、自分の欲には素直でありたいと考えている。そのためにはお金が必要になる。思うがまま人生を生きるため、しっかり自分の力で稼ぐ・社会に通用する実力をつけていくことを目標として掲げている。

6人の社員の夢→実現